こんにちはターミンです。唐突なんですけど、みなさんホームステイ経験はありますか?
私は中学生のころにイギリスの家庭へホームステイをさせてもらった経験があり、ポジティブな印象を持っています。旅行とはまた違って、現地の人の生活に溶け込むことができるのがいいですよね(限界はありますが)。
でも、大人になり、ましてや会社員にもなると休暇での海外旅行が精いっぱいといった感じで、なかなか海外の文化に触れる機会も減りますよね。残念に思うことも多くありましたが、ターミンは半ば諦めていました。
しかし、ある時奥さんが提案してくれたのが、「ホストファミリーになること」でした。
最初に話を聞いたときはピンと来ていなかったのですが、自宅に一室空きさえあれば、トライすることができそうなものでした。偶然、ターミンの家には貸出できそうな6帖の部屋が一室ありましたのでもしやこれは諦めていた海外文化に触れることを自宅で再現できるのではないか?とワクワクし始めたのを覚えています。
ホストファミリーになるためには?
ターミン、早速ホストファミリーにどうやったらなれるのか調べました。
でもさ、そんな甘いもんじゃないでしょ?とググりまくって情報収集です。みなさんも「ホストファミリー 日本 なり方」とかで調べるとたくさんHitすると思いますが、今は様々な仲介会社(ゲスト紹介会社)が存在しており、素人でもホストファミリーを始めやすいことが分かりました。素晴らしい!
会社さんによって、当然特徴が分かれていましたのでホストファミリー目線でサービスを整理してみました。会社HPの情報を整理しただけですが、参考になれば幸いです。中には謝礼金が出る会社もありましたよ!
ホストファミリー登録ができるサービス1:公益社団法人 日本国際生活体験協会・EIL
1つ目のおすすめサービスは、公益社団法人日本国際生活体験協会・EILです。
おすすめポイントは、以下の通り。
公益社団法人日本国際生活体験協会・EIL HPより
- The Experiment in International Living(EIL)は1932年にアメリカ人ワット博士の提唱により、世界で最初に、ホームステイを中心としたプログラムを始めた歴史有る団体
- いわき、埼玉、鎌倉、新潟、富山、七尾、小松、名古屋、大阪、神戸、山口、松山、福岡、熊本、鹿児島、沖縄と、全国にEIL地区委員会を設置。EILプログラムのサポートを行っている。
- 24時間体制のホストファミリーサポートが充実している
HPを拝見し、歴史と充実したサポート体制があるサービス提供業者であることが良く理解できました。古くからホームステイサービスをサポートしており、安心感がある点はこれからホストファミリーになろうとする我々にとって重要なポイントですよね。
現在は長期(3-10か月)・短期(-1ヶ月)の2パターンの募集をしているようです。
長期募集は高校生プログラムのみとなります。
募集概要がマッチしていればHPでより詳細な情報を確認してみてくださいね。
ホストファミリー登録ができるサービス2:Homestay in Japan
2つ目のおすすめサービスは、ホームステイインジャパンです。
おすすめポイントは、以下の通り。
Homestay in Japan HPより
- 日本最多の国内6,700軒以上のホストファミリーが登録している
- 食事提供への謝礼金や交通費を支給している
- ホームステイインジャパンによる到着後オリエンテーションや24時間サポートなどが充実している通訳サポートをはじめ手厚いフォロー体制がある
日本国内88社、日本国外77社と提携と数々の大学や企業と提携している株式会社ネクステージが運営する団体です。
ターミンは「Homestay in Japan」の説明会にも参加しましたが、ホストが抱える不安を親身にサポートしてくれるスタッフの方がいらっしゃりとても良い会社さんだなと印象に残っています。
ゲスト情報は誰でもHPから確認でき、短期から長期まで幅広い世代の案件があることが確認できました。
また、ゲスト受け入れに際して、毎日謝礼金が発生する点も他サービスと比較しやすいポイントだと思います。
※2024年5月現在
ホストファミリー登録ができるサービス3:AFS日本協会
3つ目のおすすめサービスは、AFS日本協会です。
異文化学習の機会を提供する世界的な教育団体AFSがサポートしています。AFSとは、ボランティア組織American Field Service(アメリカ野戦奉仕団)の略です。AFSの加盟国は約60か国、交流国は100か国以上に及び、理念に共感し活動を共にするボランティアとともに、多様な文化・価値観の人々と「共に生きることを学ぶ」活動を継続しているサービスです。
おすすめポイントは、以下の通り。
AFS HPより
- 地域コミュニティが、ホストファミリーと留学生をサポートしてくれる
- 支部行事に参加することで、他のホストファミリーや留学生との交流機会もある
- 24時間体制のサポートが受けられる
地域コミュニティによるサポートが他サービスより手厚いポイントかもしれません。こちらも24時間のサポート体制がしっかりされており、ホストファミリーが安心できる環境は整っていそうですね。
他のホストファミリーさんとも積極的に交流をはかりたい家庭にはよいサービス会社だと思います!
ホストファミリー登録ができるサービス4:日本国際交流振興会JFIE
4つ目のおすすめ団体は、日本国際交流振興会 JFIEです。
おすすめポイントは、以下の通り。
- 日本に興味があり、日本に行きたいと希望した高校生のみを受入れ
- 留学前に自分で1年間日本について勉強することを必須条件に設定
- 担当カウンセラーによる留学生・ホストファミリー支援
JFIE(=Japan Foundation for Intercultural Exchange)は、国際教育・相互文化交流に関する研究とその実践の機会を提供し、21世紀を担うグローバルな人材の育成に寄与することを目的に1992年から運営なされています。「グローバル人材の育成に貢献」という理念はターミンも厚く共感しました。
ホストファミリーとして高校生に特化してゲストを検討している場合には選択肢に入ってくるかもしれません。
海外からの交換留学生は、主としてオーストラリア、ニュージーランド、カナダ、アメリカ、フィンランド、フランス等の各国の非営利教育団体を通して派遣され、3~10か月程度のプログラムが中心のようです。
ホストファミリー登録ができるサービス5:ヒッポファミリークラブ
5つ目のおすすめ団体は、ヒッポファミリークラブです。
おすすめポイントは、以下の通り。
・世界各国からゲストが来日するので、多文化があなたの家で再現される
ヒッポファミリークラブ HP
・受け入れ前にホストファミリーと留学生の「対面式」を実施している
・世界各国に家族のような仲間を作れる
ヒッポファミリークラブは、留学生を世界100ヶ国以上から年に5,000人以上も受け入れている団体です。ターミンはこの100ヶ国以上という規模が大きな特徴だなと感じましたよ。
受け入れ期間は1泊から10ヵ月までプログラムによってさまざまでした。あなたのご家庭に合った時期、期間のステイを選ぶことができそうです。 また、特別な準備は必要ないことを強調されていました。食事もいつも家族で食べている家庭料理がこのましいとのことで、飾らない日本の生活を体験させてあげて欲しいようです。
様々な文化に触れ、多言語に触れたい家庭には最適なサービスと思います。
ホストファミリー登録ができるサービス6:アユサ
6番目におすすめするサービスは、AYUSA(アユサ)です。
おすすめポイントは、以下の通り。
アユサ HP
- 高校生ゲストを対象としている
- 基本的な受入れ期間は「4週間」、「3ヶ月」、「5ヶ月」、「10ヶ月」
- 来日までに最低6ヶ月以上日本語を学習し、日本語教員の推薦書を提出必須の制度
高校生を対象にホストファミリーを検討している家庭はアユサも候補に入ってきそうです。
また、3か月以上のプログラムで来日する高校生は半年以上の日本語勉強の後、教員の推薦書が必須という制度は英語に不安を覚える家庭でも安心できる要素ですよね。英語を家庭に持ち込みたい!と思っても、あまりに英語が話せない場合はお互い苦労することも多いと思います。きっとこの記事を読んでいる方は、それも醍醐味として楽しめる方が多そうですね。
また、色々なHPを見て回ったターミンとしては、ホスト向けのガイドラインがしっかり書いてあったりと情報を得やすいサイト運営に好感を持ちました。
ホストファミリー登録ができるサービス7:ホームシェアサービスHomii(ホーミー)
最後におすすめするのは、ホームシェアサービスのHomii(ホーミー)です。
マッチングサービスとして「ホームステイ希望者」と「あなたの家庭」を繋いでくれます。令和風で面白いサービスだなとターミン感じましたよ。
おすすめポイントは、以下の通り。
Homii HP
- 「平均収入4~5万円」自分の謝礼金額を決められる
- 「食事提供の義務なし」1食あたりの料金設定も可能
- Homiiのホームステイ保険がある為、マッチングサービスといえど安心
Homiiは英語圏を中心とした約200ヵ国のゲストとの1ヶ月以上の暮らしを通して、日常では触れることのない「新しい価値観や文化、趣味と出会う」体験、生活の中で「自然と英語が身に付く」体験ができるとのこと。
Homiiではすべてのゲストの身分証を確認しています。滞在前にはホストゲスト間でハウスルールを共有し、弁護士監修の契約書を締結します。滞在中の万が一の際には、ホームステイ保険が適用されるので、安全に利用できそうです。
ボランティアではなく謝礼をもらえるので水道光熱費などの心配は不要です。支出なく収入を得ながら、おうち留学を経験できるのは上述した他サービスとは大きく異なるポイントではないでしょうか。
そして、一般的なホームステイのように食事提供の義務はありません。もし食事を提供する場合は、一食あたりの料金を自由に設定し、ゲストに提案することが可能でした。
ホスト登録、ゲストとの条件交渉、滞在中のお困り事など、すべてのお困りごとをLINEや電話、チャットツールなど、お客様がご利用しやすい手段でサポートしてくれるようです。
比較できる3要素
全体的に各サービスをまとめると共通する部分も多かったですが、
ターミン的に、比較できるポイントは3点かなと感じています。
- 対象年齢(高校生のみ or 社会人も含む)
- 取扱いプログラム(期間)
- 謝礼金の有無(無 or 約2000円/日)
まとめ
どうでしたか?雑多な情報記載に読むのに不便をかけたと思いますが、この記事を読んで少しでも視野が広がったならターミンはとても嬉しいです。
比較ポイントも3点あげましたが、素敵な体験になるかは人と人の問題なのでいい加減なことは言えませんが、どのサービスを利用したとしてもホストファミリーへの一歩は踏み出せると思います。
実はターミンもいくつかのサービスの人から直接説明を伺って、上述した中から1つホスト登録をしました。ゲストが決まったわけでもないですが、既に大きな一歩を踏み出した気になっております。
ぜひみなさんも一緒にやってみましょう。会わなければやめたらいいだけです。
いつかホストファミリーとしての経験談もアップしたいと思いますので、また記事でお会い出来たら幸いです。